散文では少しばかりお久ぶりですね。
かと言ってこの散文を正座して待っているような人はいらっしゃるんでしょうか?いないと思うので、これからもマイペースに書き続けていこうと思います。
さて、先日「あかいち、」という詩を書かせていただきました。それの延長ではないと思いますが、それでも、あの詩に対しての僅かながらの思いを、私の詩全体を見ながら語っていこうと思います。
私は女性です。だから血が赤いんです。
簡単に言えば、これで終わりです。
女の子はみんな赤い秘密を持っているんですよ。赤じゃあ、ちょっとリアルすぎたかな?
とある方から「あかいち、」に対してのコメントをいただいて、なんで女性は強いの?という話になりました。
私は女性だけの痛みを経験しているから強いんじゃないですか?とお返事させていただきました。納得していただきました。
でも、私は弱いです。だから時々弱い詩を書きます。
川柳ですけど、これは。
「本当は泣きたかった。」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=169560
根底にはいじめの思い出があります。
いじめの話をすれば、また一つ散文が出来上がってしまう程なのでまた今度。
私はいじめられているんだ!と思いながら生きてきました。だから、もしかしたら、彼らに悪意はなかったかもしれないという、なんとも素晴らしい被害妄想、かも、しれない。
私の詩のグループ「めんたるのとこ」の半分位には血が赤い理由が書いてあるんだと、私は思っています。
例えばちょっと前の作品ですけど。
「生まれたて」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=157061
今となっては、何がいいたんだか、?がいっぱい。ああ、どうしよう。
かさぶたは心の傷のかさぶたでしょう。そんなものある訳ないって?そう言う人もいるでしょうね。でも心だって傷がつく。体と一緒、大切にしなきゃいけない。
私は一つ大きな詩を、大きなテーマの、私の心をえぐるような詩を、何年かかってもいいから、死ぬまでに書きたいと思っています。その第一ステップが次の詩です。
「パパもかくれんぼする?」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=170257
少しばかり掲載を戸惑い、わーってなって、もういい、投稿してしまえ。と、投稿したものです。
これはきっと「あかいち、」に繋がるのではないか「あかいち、」が繋がっているのではないか、と少し思ってます。
私はこれから生きていく上で同じ嘘をたくさん吐かなければいけなくなるでしょう。それはなんでかって、それは秘密です。ふふ。
私の血が赤い理由、わけ、わけよく分かりませんね、この散文。
私は、女を捨てたいと思ったこともあるし、人間を捨てたいと思ったこともありました。さらには、魂でさえももう二度と生まれ変わるなと、思ったこともありました。でも今は、赤い血を受け継ごうと思います。
たくましい母、何でもお見通しのママ、がっつり精神なおばさん。そんな母の血を受け継いで、私は詩人の端くれになり、ちびちび生活するのが夢なのです。まあ他にもたくさんの夢がありますが。
ここで死んじゃだめだ!
それだけが、今私の生きている理由。詩を書いて絵を描いて、本を読み、ネットで発言をする。あと、食べること?それだけの生活で満足です。あ、愛はちょっとくださいね。恋なんて、恋なんて、もう恋なんて、なんてことはないですけど。
今日は、長い散文を書こうと思ったんです。
でも自分、基本的に長文が苦手です。支離滅裂になるから。でもまた、続きを求める方がいらっしゃいましたら、いや、いなくても、書かせてください散文を。
血が赤い理由、は、悲しい思い出、は、私の胸の中。
血が赤い、腕から零れる、ぽとぽたり、痛いって、生きている。
私は生きたい。
だから、血が赤い。
2009/02/15 そらの とこ