誰も話しかけてないやつを狙え
竜門勇気

前回、調子に乗って死についてぺらぺらと妄言(大変な妄言です!)を垂れ流したところ、爽快を通り越して妙な気分に襲われて一昼夜吐き通しでしたが、今朝はなんだか気分もいいので、また同じような文章を書いています。
でまあ今現在テンション的に言えば学校に乱入してきた犬ぐらいの絶妙なところにいますがまあいいよね?駆け出した後校庭一周して真顔で君のクラスの嫌われ者に求婚してその嫌われ者はなにか可哀想な液体かけられるけどいいよね?
その嫌われ者が翌日から異種婚とか呼ばれてる時、君が見せてくれたあの笑顔が忘れられないから。だから。君のためだから。
体育祭だの文化祭だのに夢持ってる君のためなんだよ。わかる?わかんない?わかんなかったら君が人生で目にする異性の肌って最大で膝小僧どまりになるけどわかんない?ああ、分かるんだ、最初からそういえばいいのに。

とりあえずつまんない話から最初にしました。いかがですか?
まあ、まあいいや。そんなこと。いいんだ。関係ないんだ。もう中学生ごろの手首切った話とかはいいんだ。思い切って先生に口答えした話とかいいんだ。もう。
今飲んでる薬とかもいいから。アイウエオ順に羅列しなくていいから。するんなら面白おかしく話してくれよ。しかもその話に食いつく奴は次に自分の飲んでる薬の話してくるからね?
つまんないでしょ?しんどいでしょ?デパスとかそんなこと言われても。
楽しい話しようよ。僕が校庭に乱入してきた犬に可哀想な液体かけられた話しようよ。前後して何か赤くて威圧感のある棒をばっちんばっちんぶつけられた話もしようよ。その後友達だと思ってた奴が僕に異種婚とか言うあだ名で呼びかけた所でスタッフロールが流れます。僕、犬、友達。大雑把な感じで。
あははは、楽しいね。
まあ君は、毎朝バファリンの優しさを除いた、スパルタンな部分だけ飲んでます。あ、飲んでるのは私の想像上の恋人ですけど。とかそういうこと言ってればいいんじゃない?面白いじゃん。

僕ですか?黒酢は毎朝飲んでます。あと、ビールも毎日1.5リットルくらい飲んでますけど、何か問題ありますかね?医者に「40で足腰立たなくなって50で死にます。今のままだと。」と言われましたけど、あなた毎日液体こんなに飲んでやってられます!?
水とかお湯とか、こんなに飲めますか?挑戦してるんだよ!チャレンジしてるんだよ!
俺の寿命二年ほど前に確実に折り返してんだよ!この野郎!僕はね、マジでえらいことなんだよ!もう人生折り返してたのかと。この段階で下山体勢。両親になんて申し開きするんだと。子供の遠足じゃないんだよ。裏山レベルじゃねーか。
平均寿命の連中が子供が生まれてぼちぼち育って、あーもうお父さんとはお風呂に入ってくれないんだなーとかいってるレベルで人生達成率としては僕はまだ二十歳そこそこですからね。
僕、そのころはサイゼリヤでグラスワインとデキャンタの違いも分かってませんでしたよ。入店して「グラスワイン四つ。」とか言ってましたよ。店員さんのすすめも無視して金銭面での問題とかも無視して、将来の展望とかも無視してましたよ。
なんでこんなことになったんだろう。神様もう一度だけ。

本題に入るきっかけを失くしてしまいました。
なんか、全く新しい考えを学ぶには誰も話しかけてないような奴に話しかけてごらん?
そしたらそいつが面白くて、君のL.Aメタル並みにありがちな人生が少し変わって、僕のことを君が崇拝するみたいな話。だと思ったんだけど、今日はちょっと無理みたいです。
サイゼリヤの話を引っ張ればよかった。そしたら友達がゲロはいた話とか僕がゲロはいた話とかできたのに。もー

今回ちょっとつまんないな。いいか。散文ってどういう意味なんだろ。こういうのもありなのかな。
駄目なら誰かが顔真っ赤にしてすんげー怒ってくれるような気がするからだいじょうぶだろ。うん。
怒ってもらったところで僕は性的な興奮を得るだけだし。OK。準備はできた。
前半生には何にもなかった。後半へ続くだけだ。ただし、第一話で最終話。後半で盛り上げて生きたいと思います。


散文(批評随筆小説等) 誰も話しかけてないやつを狙え Copyright 竜門勇気 2009-02-07 09:01:36
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