劉邦、劉備の如く
寺岡純広
戦下手で連戦連敗、しかし99敗したとしても最後の1戦に勝利し、大業を成す。漢の高祖劉邦、しょく(携帯で漢字がなかったのでひらがなで)の高祖劉備のような英雄とは比べようもない名もない自分。
けれど、自分は自分なりの1勝を最後に挙げたい。いましばらくは敗戦が続くであろうことは覚悟、承知している(久し振りに十八史略、三国志を読んで)。
*因みにわが国で強いて劉邦、劉備に似たタイプの人物と言えば、足利尊氏ということになるかも知れません。連戦連敗はしていませんが、戦にはよく負け、破滅の一歩手前の経験を何度もしました。それでも武士たちからはなぜか人気があった点などが(頼朝系の源氏が途絶えたあと、もっとも嫡流に近い家系だったということもありますが)。また彼ほど時代、人によって評価が天と地ほど差がある人物もなかなかいないようですね。