狂想曲
ゆうと


きみのうたううたがすきだった
なまえもしらないうた、
ぼくのむねをかきたてる
きみのうたはそう、
だれのものでもないやつだった
いつもなんのまえぶれもなく、
はじまるのだった
そしてとつぜん、
おわるのだった

そうしてきみはとおざかっていくのを
ぼくはじんわりとかんじていた
だからぼくはいつもそのうたに、
ふれていたいとおもったのです




自由詩 狂想曲 Copyright ゆうと 2008-06-19 10:28:27
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