きみのうたううたがすきだった なまえもしらないうた、 ぼくのむねをかきたてる きみのうたはそう、 だれのものでもないやつだった いつもなんのまえぶれもなく、 はじまるのだった そしてとつぜん、 おわるのだった そうしてきみはとおざかっていくのを ぼくはじんわりとかんじていた だからぼくはいつもそのうたに、 ふれていたいとおもったのです