恋と退屈
ゆうと


しらないことを
反芻して、
反芻して、
のみこむ

ひさしぶりに
読んだ日記が
このあいだと
同じだった
変わらないのは
止まった時計
時差がまったく
ないのです

音楽のせいで、
ぼくの思考は
乱れていく
ただしさ、
とはなにか

恋と退屈
くりかえして
すこしおとなになったとしたら
あの頃のきみに
すこしはすきになってもらえるかな
まるで意味がないけれど、
だれかをすきになったことは
いつまでも胸から消えないのです




自由詩 恋と退屈 Copyright ゆうと 2008-06-14 23:27:05
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