精神的優位性と肉体的疎外感の複合物である我輩
キリギリ
話の輪に加わりたいが内容に興味があるわけではない。
そこに空席は無いのか無いということは無いということだな
みんながちょっと間を詰めるとか私のために誰かが立つとか
そういうつもりもない。勿論そんなこと夢にも思わないと。
私にエピソードを期待するな住んでいる世界が違う「スゲー」とか
「ツエー」で済まされるエピソードを小袋にストックするような
暇人。お前のはパッチワーク。私のは一反の布。この意味が分かるか。
演説ならしてやろう。心して聞き男は一目置き女は股を開け。
分かり合うってそういうことだろ。私の偉大さを素直に認めるということ。
眉の形がどうだの鼻筋がどうだの瑣末に神は宿らないそこに宿るのは
資本主義であり電通だ。戦勝国アメリカによる日本国民総愚民化計画。
いまや疑うことも忘れて白紙寸前の脳みそに「反抗」の2文字を書き足して
やるのがこの俺。お前の言う自分らしさはミミズの個体差と一緒。
集団への忠誠心がお前の自尊なら私が集団を解体してやろうお前にも分かる言葉で。
これは一種のテストであり入門試験だ。DIOは言った「私の世界へようこそ」。
職業、残高、渡航歴、セフレの人数、これがお前の世界のカースト。笑わせる。
真実のスピリチュアルとはお前を癒すのではなく、量るものだ。お前が
1日を振り返り享楽的に過ごした虚しさに悔やむ、眠る前の数分。本当の充実とは
何か。幸福とは何か。誰かに問いかけることも出来ず答えも出ず眠りに逃げるまでの数分。
見えるか、そこに私はいる。「知らない」ものを「ない」と言い切る愚かさに
付き合いきれなくなったら来るといい。
Smells Like Teen Spirit. 若者は臭い。少年漫画に真理などあるものか。
深夜アニメに価値があるというなら下着だけだ。如雨露の水で消える熱狂に
プライドをかけることを青春と言う。負け犬とは派遣社員のことではない。
自分が誰に操られているかも分からず糸を引っ張れられる前に自ら右手を挙げる
ような傀儡だ。自分が十把一絡げの中央にいるのか端にいるのか、それが
そんなに重要なことか。右手を挙げろ。ゆっくりとガマ口を開け。お前に注ぐ
甘い汁。お前を蝕む甘い蜜。薔薇の迷路はお前がいつ来てもいいように、
造花で出来ている。触れなければ分からないんだ。もっとも今のお前は
触れたあと誰かに「これって造花だよね」と聞かないと判断も下せないようだが。
そして、その上でなお「キレイだからいいんだ」と言うのがお前。
「便利じゃないか」「枯れた花よりマシ」「目的には適っている」本当にそうか。
本当にそれでいいのか。そうして生きていくのか。ならいい。好きにしろ。