六甲おろし。
すぬかんながぐつ。 

高い木をくくるように
熱い泪をこぼすように
あなたを忘れようと思うけれど
あなたは
相変わらず
阪神球場に行って
六甲おろしを
歌っているようなので
私はうそがつけない。
けれど
うそをつかなければ
この愛は終わってしまう。
愛よ終わらないで。


自由詩 六甲おろし。 Copyright すぬかんながぐつ。  2008-05-26 00:00:17
notebook Home 戻る  過去 未来