告白‐海に捧ぐ‐
緋月 衣瑠香



本当に馬鹿馬鹿しいね
1時間も歩いて
君に会いに来たなんて

お陰で足にマメが出来ちゃった
家まで帰れるかな

あーあ
本当に疲れた
もう、ずっとここにいたい
せめて少しだけ
君の声を聞かせて

午後4時過ぎの太陽
凪ぐ君を照らす

ちゃぽんちゃぽん

テトラポッドにぶつかる音
私の心を揺さぶる音

君はいつだって優しいね
こんな私さえも受け入れてくれるんだもの
また一段と君に惹かれていく

こんな片思いは
いつまでも続くのかな

でも、嫌じゃないよ
だって君が好きだから

あ、ついに言っちゃった
うん
大好きだよ

じゃあ、帰るね
足のマメが潰れてなおったころにでも
また、君に会いにくるよ

ばいばい


携帯写真+詩 告白‐海に捧ぐ‐ Copyright 緋月 衣瑠香 2008-05-18 11:43:01
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