イエロウ
ゆうと


苦いだけの薬を
今日も飲んで
生きてる

ガラスの向こう側では
喧騒が
近づけない
それが
トラウマになってる

味がしない
味がしない
おいしいとか
まずいとか
そんなことばっか
聞き飽きた

あなたのまなざしが
怖くていつも逃げていた
真実を見てしまいそうで
それは
絶望 失望 に似た感じの
からっぽの夢
中身のない夢

味がしない
味がしない
僕は狂ったのか
君が狂ったのか
目の色が
変わって
しまった

青から赤へ
変わる時
フライングして
しまったら
いつでも死ねた
そういうことさ




自由詩 イエロウ Copyright ゆうと 2008-02-13 15:12:03
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