もう、これで許してくださいという寒さ
たにがわR


もう、これで許してくださいという寒さ。二勝三敗、春が遠のく

見上げれば雲が寒さに蓋をして花はなくとも忍び寄る春

今日という朝の晴れ間におはよう、と、たぶん私は明日アスも生きてる 

あふれだす光に惹かれ手を出せば窓は冷たく冬だと気づく

起きよう、と朝を知らせる青空に「やだよ」だなんて言ってみる冬


短歌 もう、これで許してくださいという寒さ Copyright たにがわR 2008-02-01 10:27:13
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