ジャズ・マシーン
鴫澤初音

   「ほら これでも食っとけ」 
   そう言ってメクリあげたスカートが ひるがえった空に
   燃えて 灰になっていった 秋

   喫茶店の横でたむろしながら
   目線でくねくねと犯しあう
   舌を出して 舐める真似をする


    赤イ 
 
    赤イネ

    秋 それはラクリモッサ ね


   目尻の皺がシーツをあらわしている
   あなたの愉快なセックスは挿入ジグが時折いらないんだ
   だから濡れていくのはどくどく心臓だったりするわけで


   「うひー わたくし きちゃいました」

   「うひー わたくし きちゃいました」

   「うひー わたくし きちゃいました」

   「うひー わたくし きちゃいました」

   「うひー わたくし きちゃいました」



   せめてあなたを抱き締めていたい
   ト
   ショートホープが2箱下りてきた自販機の前で
   考える 結局一人 
   あなたと別れたあと 一人

   ヒトリ
   シトリ
   シットリ

   シットリ・・・・・・・・ ・・・


   「うひー ・・・わたくし ――きちゃいました・・・・」

   ト

   いう 空白





   「そら これでも食っとけ」
   そう言ってメクリあげたスカートが ひるがえった空に

   燃えてそう言ってメクリあげたスカートが ひるがえった空に
    灰になっていった 秋

   喫茶店の横でたむろしながら
   目線でくねくねと犯しあう
   舌を出して 舐める真似をする


    赤でたむろしながら 
   目線でくねくねと犯しあう
   舌を出して 舐めるイ 
 
    赤イネ

    秋 それはラクリモッサ ね


   目尻の皺がシーツをあらわしている
   あなたの愉快なセックスは挿入ジグが時折いらないんだ
   だから濡れていくのはどせめわたくし きちゃいました」

   「うひー わたくてあなたを抱き締めていたい
   ト
   ショートホープが2箱下りてきた自販機の前で
   考えるくどく心臓だっへーそれって楽しいんだたりするわけで


   「うひー わせめてあなたを抱き締めていたい
   たくし きちゃいました」

   「うひせめてあなたを抱き締めていたい
   ー わたくし きちゃいました」

   「うひー わせめてあどうせそんな程度なんだろしなんてさなた
   を抱き締めていたい
   たくし きちゃいました」

   「うひー わたくし きちゃいせめてあなたを抱き締めていたい
   ました」

   「うひー わたくせめてあなたを抱つーかあれだろき締めていたい
   長いのはもう読めないんだろどうせ本気じゃないんだし
    きちゃいました」

   自販機の前で
   考える 結局一人 
   あなたと別れたあと 一人

   ヒトリ
   シトリ
   シットリ

   シットリ・・・・・・・・ ・・・


   「うひー ・・・わたくし ――きちゃいました・・・・」
   ト
   いう 空白





   「 一人

   ヒトリ
   シトリ
   シットリせめてあなたを抱き締めていたい
   ト
   ピースと笑ったあなたが2箱 下りてきた自販機の前で
   考える 結局一人 
   わたくしとセックスしたあと一人
   それはジイというのはではないかい?)

   シットリ
   ジットリ
   ジメジメン

   シットリンヌ


   「うひー ・・・わたくし ――イッちゃいました・・・・」
   ト
   いう 巨木、それ弾痕?




                      
    [ト


   イフif 空白]


自由詩 ジャズ・マシーン Copyright 鴫澤初音 2007-11-28 12:31:05
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