不変世界
ゆうと


あなたが大好きなお菓子を並べたら
僕は満足するだろうか
それとも悲しくなるだろうか

明かりが燈る午後6時
試行錯誤したのちの
過ちと化した告白は
届かないまま消える
誰もいない公園

息が苦しくなるだろう
息が、白くなるだろう
季節はめまぐるしく回る

一体いつまで
春の次には夏が来て
夏の次には秋が来て
秋の次には冬が来て
冬の次には春が来るの?

あなたが嫌いだと言った
季節がもうすぐめぐって来ます
その時僕がとなりにいたら、
自殺行為を止められるだろうか




自由詩 不変世界 Copyright ゆうと 2007-07-30 10:12:29
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