追憶
風音



あの頃
夏は飛沫だった

太陽の光も
プールの水しぶきも
弾けるサイダーも

無意味に思えるほど眩しく輝く飛沫だった

バスに乗って
あの頃に帰ろう

せめて

記憶を辿って
想いを馳せて


携帯写真+詩 追憶 Copyright 風音 2007-07-29 10:38:01
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