唯浮


畳一枚に張り付いた背中
切れかけの電気が最後の瞬き
嗚呼…お前と心中しようか
死ぬ時は誰でも独りだって
そうは言っても寂しいんだよ

大きな揺れを期待してみるも
窓ガラスは微動だにしない
無風で乾いた笑みも霧散して
疲れた目玉の円運動
見栄を突き出した双丘
いっそ誰かにくれてやろうか

おもいどっしりとした何か
圧し掛かる巻きつく剥がれない
切り取るとしても畳は凹むまま
魂の重さは21グラムだったか
ちっとも軽くならない重み

変わらず抱える気だるさに
変わらぬ染みついた尊さよ
騙し騙しの息継ぎをして
天に背を向け仰向けて
生ある限りに生きてゆく
虚生を張って生き抜いてゆく


自由詩Copyright 唯浮 2007-07-15 23:44:20縦
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