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優飛



今日見えたものが
明日も見えると信じてるから
生きて行けるのですか?

さながら私たちは
籠の中の鳥にもなりきれずに
開け放たれた扉を
行ったり来たりの繰り返し

振り向けば
餌と水と
それなりの暮らしをそれなりに

昨日と今日が同じでも
疑問と思えない
ある種の安堵感
夜になると閉められる扉にも

夢だけは見てるつもりの
そんな幻想
現実は夢さえもみれてない
見せてもらえない

いつかの景色
空は青かったと
感慨深げに眼を閉じてみる


空なんて見た事ないくせに




自由詩 NOT FOUND Copyright 優飛 2007-07-08 05:37:23
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