ミセイネン 1999
Rin K

疾走す十六の夏が跳ね上げる飛沫に眩み光に濡れて

夢よりも大事なものもきっと夢何追エバイイ遣る瀬ないまま

迷うのは間違っているからじゃない 信じたいのはたったそれだけ

傷つけるばかりの恋に安物のリングはねじれそれでも巡る

アコガレをアキラメにして抱いた夜瞳の端に見たヒマワリを

灰皿にこびりついてる白い過去焼いた写真は君と「オソロイ」




短歌 ミセイネン 1999 Copyright Rin K 2007-05-18 08:44:11
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