プロポーズ
yoshi
歩こうか
まっすぐ
まっすぐ
歩こうか
この道の先に
何があるのかなんて
わからないけど
不思議と
君となら
君と手をつなげたなら
この道の
先の先の先まで
歩いていけそうな
勇気がもてそうな
そんな
そんな気がするよ
もしかして
道端の花に心を奪われたり
レストランから漂う美味しそうな匂いに
少し
くらくらしたりするのかもしれない
君の手を握りながらでも
行く先を見誤って
横道に逸れたりするのかもしれない
僕は
道草や
寄り道が
大好きだからさ
でもね
君が
君の手が
僕の中にある限り
僕はきっと
行くべき道を
見失わないことができると思うんだ
君の声や
君の息遣いを
僕は手のひらで感じながら
君を守るために
一歩一歩
踏み出す足に
力を入れることができると思うんだ
歩こうか
ゆっくりゆっくり
歩こうか
君がもしも
僕の手を握ってくれたのなら
明日は
きっと晴れだろう