夕風
アオゾラ誤爆


吸い込んだ肺が
うすむらさきと群青のすきまで止まる
絶えられなくなって
風の匂いのせいにする

つめたいガラスが知ってる よるの密度
ひとつずつはがしていく
その指先で






自由詩 夕風 Copyright アオゾラ誤爆 2007-05-04 19:21:40
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