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しゅう


橋のたもとには
冬の朝が流されている
怒りの日
鳴らない時計
酔いどれの歯
私は三角巾をひたいにかかげ、拳を突き上げ、空に沈め

ふりそそぐ
春の雨、豆腐、塩
故障

今日の町は鍋になれ
ぼんぼりの瓦礫
焦げ付いた吐息
締め上げたお前の声
ガラもない、骨もない
のろしをあげろ、間髪いれずに盛り付けろ
食らえ食らえ
の大合唱
ご馳走さまが聞こえない
おいしかったですだと、
湯気の味もわからんわっぱ
の頭上で
花を噛んだ
神様





未詩・独白 2/3 Copyright しゅう 2007-02-03 18:56:10
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