鵜飼千代子さんのプロフィールBBS
2010 10/21 17:26[243]
鵜飼千代子

 小雨が降っていますがお墓参りに行って来ました。
最近どなたかいらしていて、立派な菊が入ったお花が供えられていました。お水はすっかりなくなっていたけれど、花は白菊が萎れていただけで他は元気だったから、3、4日前かな。



わたしが持って行ったお花も入れたのでぎゅうぎゅう詰めになってしまいました。

 これから先、冬はどうなるんだろう。花入れの水が凍るのは確実。花入れが金属だし。細いし。アイスキャンディーみたいになるかもしれない。炎天下では花は3日持たなかった。真冬はどうだろう。

 その内、百葉箱の観察記録のように、気温とか天気とか、記録取り出したりしそう。(^_^;A

 お正月はあまりお花が無いから、葉牡丹を植えたりするけれど、葉牡丹が花入れに入っていたらお参りに来た方驚きますよね。
http://www.hana300.com/habota1.html

 天彦さんの詩に、「終の栖(日本未来派2000.6/201号)」という作品があります。題名、なんて読むのでしょう。「ついのす」?「ついのせい」?その詩に、線路際のフェンスにハンギングプランターを30数個かけて、近所の人がフラワーロードと呼んでいるということが書いてあります。天彦さんの詩に出て来るもの、全てが実在するということではないということは、天彦さんから伺ったのですが、以前伺った時に、このハンギングプランターはありました。数までは数えませんでしたが、冬だったのでパンジーが植えられていました。お庭の長方形のプランター幾つかに、プリムラ(桜草)が順番待ちしていました。

 2004年にお宅に伺った時、『宴』に転載させていただいた「酒と花と月と…」にある、「花がいけてある骨壺は、あれですか?」と、大玉スイカほどの大きさで、口は一輪しか花が入らないような床の間の花瓶について伺ったところ、「違う」とのこと。「酔芙蓉はどこですか?」と伺ったところ、「無い」とのこと。そうして堰を切ったように、様々なお話をしてくださいました。

 これは、筧さんも散文で書かれていることですが、絵画を思い浮かべていただくとわかり易いですが、詩は、ものそのもの、ことそのことを、レポートのように記録したものではないということ。「モナリザ」の絵でも、絵と同じポーズをモデルがとることは出来ないっていいますよね。向って左の手がねじれた位置についているそうです。書きたいことをより鮮明にする為に、現実の目に見えたものとは違うものを取込んだり、引いたりしながら書かれている訳ですね。「悟月は、なんと読むのですか?」と伺ったところ「ごがつ」とのことでした。あまり詩の質問ばかりするので、「乾くから早く食え」と並んだまま手付かずのお料理を無駄にするなと嗜められたものです。

 先日伺った時には、フラワーロードは中止になっていました。ここ数年、それどころじゃなかったのだなぁと思いました。

 お墓のお花に鉢植えって、変なんでしょうか。ホームセンターでお花を見るたびに、寄せ植えのプランターだとか、小菊が半円のように鉢に植えられたものを見ると、天彦さん喜びそうだなぁなんて、思ってしまいます。



 秋の七草の続きです。
キキョウ ナデシコ オミナエシ ススキ クズ ハギ フジバカマ が秋の七草ですが、ススキはわかりますよね。キキョウを撮るのを忘れてしまった。

こちらが萩(はぎ)



こちらがフジバカマです。