2010 12/06 00:37[257]
鵜飼千代子
昨日は、先にお話ししていました第24回福田正夫賞贈呈式および花束6(日本ネパール合同詩集)内祝の会が、国学院大学院友会館で執り行われました。
福田正夫賞の選者である長谷川忍さんにも、アットホームな会なので、是非来てくださいと言っていただいていて、わたしも「焰」の同人にしていただいたので、うきうきと行ったことでありました。楽しかったです。(笑)
受賞者は富山直子さん、受賞詩集は「マンモスの窓(水仁舎):第2詩集」手製本の詩集です。
スピーチをされた方の中から、「読んでいないのですが(送られて来ていない)」という戸惑いの声も聞こえたのですが、わたしも詩集は手にしていないのですが、当日配られた(わたしは同人なのでそれ以前に手にしていました)「焰第87号」に6編掲載されていてそちらを読ませていただいていました。直子さんとお話をしてみると、直子さんの呼吸のリズムそのままに言葉を綴られているのだなという印象を受けました。とても初々しく、詩を書くのが大好きなのだなと伝わってくる詩人でした。^^
現在、詩誌「たまたま」の同人でいらっしゃいますが、詩学の「朱の日」というワークショップにかつて毎月通われていたとのこと。こそっと、名前を出して伺ってみたら、共通の知っている詩人の名前もありました。
富山直子さんの処女詩集は「みたわたす」2005年詩学社刊行です。
詩学のワークショップで、切磋琢磨された皆様も、良かったですね。^^ みなさん、わらわらと喜んでいらっしゃいましたよと、勝手にお伝えしておきました。

日本詩人クラブ理事長、日本未来派の細野豊さん。
昨日、今日と、日本詩人クラブのイベントもあって、そちらでネパールの詩人マンジュールさんと意気投合し、着けていらしたマフラーをいただいたとお披露目してくださいました。
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追記。
詩人クラブの忘年会は次の週だったようです。
忘年会とは別の集まりで、前日にいただいたということのようです。お詫びして訂正致します。
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花束贈呈で、笑顔の富山直子さん

乾杯!古田豊治さん。
(プログラム通りだとそうなのですが、同人になって日が浅いのでお名前が、、、間違っていたらごめんなさい。2月の新年会で確認します。)

福田正夫氏のひ孫にあたる、関口健介さんの弾き語り。福田正夫詩の弾き語りをされたのですが、アンコールで「せっかくだから、作詞作曲の歌も演奏して!」とリクエストをされ、 「ん、、」と一瞬考えて演奏してくださいました。音楽のことは詳しくないのですが、ハートフルな雰囲気と演奏でした。^^

ご存知、秋元炯さん。大昔の<(_ _)>福田正夫賞受賞者(第15回)です。ご自分以来、男性の受賞者がいないと嘆いていらっしゃいました。

昨年の受賞者、渡ひろこさんです。
プログラムにスピーチと朗読でお名前が出ているのですが、「突然のご指名で、、」と、ちょっと困ったお顔になってしまっているところを撮ってしまいました。ポエトリーリーディングで場慣れしていらっしゃるので、トークも淀みなく、先輩らしいお話でした。
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「無礼講」ですとか、「アットホーム」ですとか、厳密厳格ではないというのは、「何をやってもいい」ではなくて、「腹割って行きましょう」というところがあるので、お正月の福笑いというのか、羽根つきでほっぺに墨で×つけられちゃうとか、色々で、「見透かされるのは苦手」な人には向かない舞台では有ります。メンツが、「行間を読む詩人」ですから。ですから、今度はどの部分を見せてやろうか、あれは見ない振りだなというのも、ありなのが、「アットホームな無礼講」で、「ここは国会ではない」なのかなと、思います。^^
各詩誌の合評会や、団体の総会はそうはいきません。突き詰めていきますので。それと比べて、、、ということなのでしょうね。

丸山勝久さんです。
《佐久間隆史さん(も元会長)のワークショップ(現代詩研究会)の卒業式(打ち上げ)の屋形船に当時会長だった丸山さんも(現在、健康上の理由で隠居舞台に席を置かれたようですが、「地平線」の大将です。秋元炯さん、山田隆昭さん、沢聖子さん等が同人。)秋元炯さんも屋形船にいらしてくださいました。》
丸山さんは、天彦さんの次の日本詩人クラブの会長です。

亀川省吾さんです。ネズミを捕まえるいい方法が最近わかった。だったでしょうか、そういうお話をされたのですが、なぜか「わかりますか?」の壇上からのお話のスポットライトが、わたしに当たっていて「!」でした。(笑)
わたしも、アンテナが立っちゃった感じです。
「逃がさないよ。」「ばか。」です。
お初なので、ちゃんと挨拶に伺い、「ネズミのお話をされた」と申し上げたら、「わたしがネズミです。」とかわしていらっしゃいました。要スポット詩人です。
家に帰って「焰」を読み返してみたら、今回の受賞詩集「マンモスの窓」の推薦者でもいらっしゃるんですね。

福田美鈴さん。金子秀夫さんとはご夫婦です。
福田正夫さんの娘さんです。
この度の、「福田正夫詩の会」「ネパール合同詩集『花束』」「焰」「日本未来派」「日本詩人クラブ」etcとお忙しいです。
福田正夫さんの詩のお歌を歌ってくださいました。

植木肖太郎さん。(「焰」「日本未来派」「横浜詩人会」「日本詩人クラブ」etc)
何をされていると思います?(笑)
細野豊さんのお歌に合せて口笛を吹きながら、オカリナか、横笛か、そうした手真似をされているのです。「!」と思ったので、直ぐに撮ったのですが、それを歌っている細野さんが見ていらして、笑ったお顔が少年のようで、わたしは見惚れてしまって撮りそびれたのが残念です。わたしの知っている「アットホーム、無礼講」の場で、嫌な流れのない会だったのですが、細野豊さんが「西條八十は詩も書きましたが歌謡も書きました。」と美空ひばりの「越後獅子の唄」を暗唱でアカペラで歌われてびっくりしました。どうしてそう思ったのかわからないのですが、日本未来派の方は「シャンソン」しか、歌わないのかと思っていました。「スペインに造詣が深いから細野さんは、シャンソンではなく、カンツォーネでは?」とわたしの呟きを聞いた方に突っ込まれたのですが。
美空ひばりの越後獅子の唄
http://www.youtube.com/watch?v=1eHADjFpO9k&NR=1
おおとりもとりにわたしにお鉢が回って来てしまいまして、植木肖太郎さんに「新同人として何か話して」と言っていただいたのですが、「わたしは何も話せませーん」と申し上げたら、「名前を言って帰って来ていいから」と、、、マイクで新同人として紹介されて、「天彦五男研究をしようと思った日本詩人クラブでの日々」について、3分くらいで(2分かも)お話ししました。(「一昨年亡くなった」と言ってしまった。本当には昨年8月なのですが。今年の8月すら、遠い昔のような気がしている。)
(司会は長谷川忍さんだったような気が、、と今気付きましたが、)そんな感じの、アットホームで無礼講な、詩人たちのパーティーでした。楽しかったです。^^

金子秀夫さんと、受賞者 富山直子さんと。

ネパールの詩人マンジュール、通訳(日本語学校教師)モティー・マハルジャン
お開きの後、渋谷で。
福田美鈴さんの「ハチ公を見せたい!」という閃きで一緒にいた人たちで行ったのでした。
(昼に撮ったような写真ですが、夜です。フラッシュを焚かずにデジカメ一眼レフで撮るとこんな写真になるのですね。ちょっとびっくり。笑)