2010 08/28 21:41[162]
鵜飼千代子

一晩の水と塩の浄化でこれくらい戻りました。
もし天彦さんだったら(笑)浄化していいのかってのもあって、というより、なにかそういうシーンでの一匹の虫が輪廻だったらなんて思ってしまう心理状態だったりもするので、また、お墓参りに行ってきました。
娘と一緒に行ったのですが、端から見たら面白いので邪推しやすいですからあらかじめ書きますが(娘の為にも)、天彦さんの娘ではありません。(笑)夫の母からの隔世遺伝を優性遺伝でいただいてしまっていて、矯正中なのですが、疑いようのない肉体的な特徴があるので、間違いがないです。血液型は親がAOとBOなので、家族全員バラバラなんです。
天彦さんが若い頃、風来坊の様子でしたから、奥様はしっかりとしていらして、大手メーカーに退職まで勤められた、キャリアウーマンの先駆けです。お家で家庭を守っている奥様ではないのね。それなのに(?)伺った時にいただいた、お茶もお吸い物も美味しかった。奥様の弟子になりたいくらい。今からでも、是非。扱いてください。(笑)
で、お墓に先日書いていたお花を供えに行ったのですが、娘に天彦さんをなんて呼ばせたらいいのだろうって思って。今日は、「天彦さん、暑いですねー」って言って(6歳。)、じゃーじゃーお水をかけていましたが、「おじいちゃん」の方が嬉しいのかなとか、おじいちゃんじゃない、かなとか、「天彦さん」も「先生」も、娘にとって、どうかと思うのですが。
お線香をあげに一緒に伺った時には、「詩の先生が死んじゃって、悲しいからナムしにいくのよ」と言って連れて行ったのですが、天彦さんには、日本詩人クラブでの会としてのわたしへの評価ははっきりと言い渡されていて(涙ぐんでいらした)、わたしもそれは拝受していて侵すつもりはないので、それ以外のこと。日本の、全体的な詩の話、今後の心配と何が出来るかと言うこと。「現代詩を愛している」がキーワードなのです。
日本未来派の血流のある娘が、山脈で勉強させていただいて、天彦さんに、「金子みすゞの詩は人の心に届く詩なんです。認めてください。」と、にじり寄った、簡単にいうと、そういうことです。日本の詩が金子みすゞ一色になってほしいという話ではないんです。もともと日本未来派の方のお話の方が、わたしには、取捨選択しやすいのですから。(本心と本心でない部分を瞬時に判断して、中身だけ受け取る)その分、端から見たら、話が飛んでいるように見えても(聞かせる為にやっていないので)、本心が言いやすいという関係性があるのです。
宴の天彦さんの詩と、しずくJr.の関連は、あるのかないのかわかりませんが、「空気のぬけたゴム毬」は天彦さん、ご自身のことを書かれています。あんまり埒があかないので、「逃がさないよ」「バカ」をやってしまったのですが、わたしの為に書いてくださった「健康十訓」でも、ちょっと、、、というところで誤字があって、ご指摘いたしましたところ、書き直すと仰られたのですが、額装してしまったし、面白いのでこれでいいですと、申し上げたのですが、、、先日金子秀夫さんに、「天彦の会がある時、これ出してくれる?」と言っていただいたのですが、「誤字があって、直すといわれたのですが、、、」とお話しして、別に隠すものでもないのですが、そんな悪ふざけをしあって、生活に影響を出さないでいたようにも思います。
ただ、囲碁5段(?)なので、会話もそうですが、先読みと、そこへ繋げる為の修正は頻繁にされていたように思います。結果、言われたことだけやっていたい人にとっては、「話がころころ変わる」と思われたかもしれません。同じ星を見ていなかったのですね。残念ですが、しかたがありません。飲みに連れて行かれて、話をされたことは(会話ではないです)、殆どが後に詩になって、コピーしたものを送っていただきました。毒味役?というのか、わたしが息子の大の字を撮るように、やらせている訳ではないのですが、というより困るのですが、そこから生み出すことをたえずされていたように思います。

(実の娘でも孫でもないのに、今の自分が赤子のようだと、ちこっと受けた)出産報告に、広く送った写真ハガキ。子犬がじゃれあうような、馬鹿馬鹿しいことをして、遊んでいました。これ以上の近況報告は、わたしと一歳違いのひとり息子が亡くなっていて、母も、御親戚から養子をとられるかもしれないからあまりご迷惑にならないように、と言っていたので、亡くなった後まで、発表されたものを読むしかなかったのですが、もう亡くなってしまったので、大事に大事に、作品研究をさせていただきたいと思います。