ばんざわ くにお
好きな詩人は西脇順三郎です

美は永劫の象徴

西脇順三郎「旅人かえらず」より


【生物生存機械論】

生物は遺伝子の乗り物にすぎない。
進化の主体は遺伝子である。

この考え方が生物生存機械論です。
進化論のなかで永らく進化の主体は生物と
考えられてきましたが、イギリスの
リチャード・ドーキンスらが遺伝子の方で
あることを主張しています。
これはここ数十年前の比較的現在にちかい
話です。

私はこの理論に感心しました。
単純にして明快に生物の本質が語られて
いると思います。
地球上の全ての生物に適用できる理論ですが
人間の場合は脳内に自我があるので生物の
機械としての役割を「淋しさ」として感じること
があるように思います。
これが私の詩のモチーフになっています。


私の「詩の新しい表現方法」の紹介のホームページ
http://www2.bbweb-arena.com/banzawa/


私の詩論

私の詩論 「はじめに」と「第1部 この世の始まりから生命の誕生まで (科学的な世界観の共有)」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=172240

私の詩論 「第2部 ゲノムとポエジー」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=172242


【美しいものの存在について】
下記は私が木星観測用に半自作した惑星観測専用のニュートン式反射望遠鏡です。
反射鏡の口径は30cmでマンションのベランダに置いてある天体望遠鏡としては国内最大級です。
これを使用して巨大な木星の気象現象を観察しています。
しかし、何故、遠い他惑星の気象現象が気になるのか?
それは私にもわかりませんが、詩と同様に手の届かない遠いところでそれは美しく存在しています。

【追記】
この天体望遠鏡は月刊誌天文ガイドから自宅取材を受け、4/5発売の天文ガイド5月号に掲載(88、89頁)されました。(2010/5/9)


下記はこの天体望遠鏡で2009/8/29に私が撮影した木星です。この撮影した40日前にオーストラリアのアマチュア天文家のアンソニー・ウェズリー氏が小惑星か彗星が数日前に激突したと思われる巨大な衝突痕(大きさは地球ぐらい)を木星面上に世界で初めて発見し、NASAに通報しました。
その巨大な黒い衝突痕のある木星画像は私に神のような存在のものへの畏敬の念を抱かせるものでした。











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