作者より:
>Fubarさん ビートルズの中にも古い曲と古びない曲があります。知られていないものにむしろ新しいものが多い気がします。あと、「名曲と呼ばれているもの全般」が「古びない」というのは、「古びない」ことの原因を追求している文章に対する反証にはならないと思います。つまりわたしは「ある名曲たちには、主語からの呪文がある」と言っているようなものなのです。それに対して、たとえばメロディーだけでも美しければ詩がどうあろうと名曲ではないかと言われると、それには一理あるな、と思います。ただ、「全般」という纏め方がすこし乱暴に思われたので思わずたくさん書いてしまいました。ご寛恕願います。
>午睡さん
ごく簡単にあたしの考えを言うと、武満は一生を通じて「われわれ」が嫌いな人だったんじゃないかしら。出典は「音、沈黙と測りあえるほどに」、年代はちょっとまってまた今度あったときにでも。そして「死んだ男の残したものは」に関しては、政治的意図があるにもかかわらず、彼はこれを社会運動みたいじゃなく、ひとりひとり個人の唄として歌ってほしい、みたいなメッセージを『わざわざ』残しています(えっと、これも出典が思い出せない…)
そもそも詩的エッセイとして、論理的にかこうとしていないので、論理的なコメントが来ておろおろしているところでした。
>「背景として本人の痛みがあったかもしれないが見えない」というものがあるかも知れませんよね。
それならOKだとおもうんだな。そうじゃない奴はアウトだとおもうんだな。ってことです(たとえばあたし「サトウキビ畑」は好きなんだな、その理由で。反戦にしろ好戦(?)にしろ、おんなじことだと思う)。そういう、本人の個人性みたいなものがありそうな『匂い』を嗅ぎ取れるかどうかが重要なのです。受信側についてはあんましどうでもよくて、発信側の態度が重要だよねってのが前半で、でも発信側の態度ってなかなか見えないこともあってでもなんとなく必死な感じもあっていいよねっていうのがいいたいことだったんだろうなあたしの。あんまし議論する雰囲気でもないのですあたし。特権化は認めに認めるところです。だってファンだもん。
てかまあ、論としてはいい加減すぎる文章ってのは認めざるをえないっす。戯言と思ってください。てのも不誠実かなかなかな