荒野/室町 礼
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 杉原詠二(黒髪) 
わたしの読み方としては、厳しい生まれの過去の上に立つ男が、精神的・現実的孤独を耐えた強さによって、穏やかさを手にする途中、といった感じに読めました。坂村真民さんの詩集の扉に、マルヴィーダという女性作家の言葉で、「人は戦わないでは生きることはできない―戦わないでは、そして愛さないでは」とあります。生きることが詩である人は、本当の価値を認識できるようになるのではないでしょうか。そして、現実の中でそれを実現しようとする。
特色的である誠実な明度の高い比喩には、眼を開かされるものがあります。
---2025/08/23 10:00追記---
わたしは、大学で理系の学問を学んだため、数学や論理学の証明のようにして、詩を書きたいと思っております。いちど証明的価値観にとりつかれると、逃れられないのですよ。それが狂気のような直線性になっていると思います。時には羽目を外したいですけどね。室町さんは、わたしとはかなり異質なところがあるので、そこに学んで、生成駆動力を得られるような気がするので、熱心に読んでいるわけですよ。間違ったら、訂正すればいいだけの話ですよ。誰かを直接排除攻撃している人は(今は)いないのだし。
- 田中宏輔 
- りつ 
寂しい、が、とても伝わりました。
眠るときに、となりに愛しいひとがいる幸せを、思いました。
---2025/08/23 11:12追記---
そんな視野の広い書き方をしておられるのですね。
真似してみます。
 
作者より:
田中宏輔さま
お読み下さりありがとうございます。

杉原詠二(黒髪)さま
コメント読ませて頂きました。
あなた様はひとつ間違うと宮沢賢治に
なっていたかもしれない。詩才は皆無
だから無理だろうけど狂気のような
直線性は似ている。
しかし宮沢賢治の詩や物語はだれにも
読まれない売れないときに病床の布団
の中などで書いたもので、死の直前、
すべてたわごとでした、書いたものは
全部焼却してくださいと父親に遺言し
て死んでいる。
あなたにはそのような静謐な精神性が皆無だ。
大声で真善美を吹聴して自分がなにか
聖人になったように妄想している。その
滑稽さを内省的に自覚できないのも滑稽
だ。
せっかく狂気のような直線性をもっている
のだから、せめて三十年くらいは黙って
修行に励みなさい。いまの状態では哀れ
としかいいようがない。
---2025/08/23 10:32追記---

りつ様
お読み下さり、ありがとうございます。
う~ん。
それほど寂しいわけじゃないのですが、....むしろ
世界とか社会とかの荒んだ情況になんともいえない
茫洋とした虚しさを感じています。
今回のも移民の人とか大富豪なのに老衰して
喜びもない人を想像して書きました。
わたしはあまり自分のことは書かないですね。
書くほどのものがないので。

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