草かすむ/足立らどみ
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- リリー 
春の情景が浮かんでまいります。こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。(*^^*)
- 朧月夜 
- 田中宏輔 
 
作者より:
一筆で描く小舟や草かすむ

*
行く春や鳥啼き魚の目は泪
に心をオーバーラップしていたら
午前中、新宿から乗ったロマンスカーのなかで
浮かび上がった十七文字。詩の凄さというのは
名作を読むと芸術の域をこえているとつくづく
思います。

では、詩はなんなのかというと、わからない。
あえていうと、わかったと思った次の場面で
まったく違う見方を常に用意してくれてる理
(ことわり)のような何か(よくわかっていない)

文学に近いのかな?

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