リアリティ・バイツ/ホロウ・シカエルボク
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- おぼろん 
ホロウ・シカエルボクさんの詩を読ませていただいて思うのは、「これは、詩が好きな人ならばとてつもなく好きだろう」ということなんです。一気に書き上げられた散文詩、これに勝る詩はないです。ですが……もっと読者に媚びた表現はないかな、そのほうが作者にとっては助けになるのではないかな、とも思い。ですが、いやいややはり、とも思うのですよね。こういった散文詩を貫いていってほしい、と。それは詩の歴史にとっては確実に貢献するものになりますが。例えばソネットのような定型詩を書かれてみては、小説を書かれてみては、とも思ってしまうのですよね。いや、この研ぎ澄まされた表現が至高なのかな……。余談ですが、「狂っちまえなかった、だからさ…その辺の誰かに絡まなくっちゃあ、自分自身の尊厳すら守れやしない」というのも、わたしと似た感想です。……やはり紙で読みたいな。。「上澄み液のような真実は欲しくないんだ」というのは激しく同意です。。「成長という現象に関して、そこに他者の介入はまるでないからだ」これは、わたしの人生に照らしても真です。同族と思ってもらえるかどうかは分からないのですが。

追記。小説も書いていらしたんですね。時間のある時に読ませていただきますね。
---2022/09/12 20:12追記---
- 山犬切 
僕はネット詩は横書きで読みたい派で、この詩もメモ帳に貼り付けて横書きにして読みました。
僕みたいなレベルの者がいうと恐縮ですが、筆力がかなり高いですね。内容から印象的だったところをあげると、
"本当の闘いはひとりでするものだ"とか、"純粋じゃない、不純で酸味と雑味のある瞬間を捉えたい"とか、
事象や事柄に対してつまらなくない捻った考えや思想を書いていて、
それを絡むような不気味な呼び声みたいな文体の中にうまく落とし込めてると思いました。

>成長という現象に関して、そこに他者の介入はまるでないからだ
という個所は、太宰治の「人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。」という
名言を思い出しました。
上記に書いたようなことから、何というか、
心または頭の中に詩とかを書く上で重要な出どころである"密室"を持っている人なのはわかります。
そういう人は今時稀有だとも思います。
だけど、長くて読む気しないぜ、っていう意見や感触も正直わかる、というところ。
 
作者より:
〇ハルカゼさん

ありがとうございます。

〇おぼろんさん

「詩が好きな人ならばとてつもなく好きだろう」
↑ここメッチャ嬉しいです。
実際、よく言われるんですけどね。整理しろ、とか(笑)
でも、按摩みたいなもんだから。他人のツボついてもしかたない、みたいな。

実は、小説も書いているのですよ。もしよろしかったら
プロフのリンクから飛んでみて欲しいです(宣伝)

同族、と言って頂けるのは、つまるところ共感してもらえた、ということなので
やったぜ、と思います。

---2022/09/16 22:09追記---

〇パッキャラ魔道さん

あ、なんかひと手間かけて読んでくださって、ありがとうございます。
僕も初めは横書きでしか書かない、読まない人だったんですが、
気まぐれで縦にしてみたら書きやすいわ読みやすいわ、だったんですよね
古い人間なもんで、縦の方がしっくりきたみたいです(笑)

やっぱり自分は、どこまでもひとりになるために書くべきだと思うんですよ
だから、もうこれは長くなるのは仕方がない
その時見ているものを出来る限り吐き出すわけだから。

長い詩を好きな人は年々少なくなってる気がしますね
僕は長い詩を見ると
(この中には何が入っているんだろうか)って
読みたくなっちゃう人間なんですよ。

あ、「不気味な呼び声」っていう表現、嬉しかったですよ。

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