メタモルフォーゼ/ミナト 螢
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- おかゆ 
---2022/05/09 20:47追記---
題名の精確の意味を忘れて今、辞書で調べてきました。
変身、変化、そして転生という意味なのですね。

変身という意味でこの詩を読むと
連続した生のなかで
這い上がれぬ虚無のなかで
カタチを変えながら生き延びているような
それは停滞した時間とも思えますが

転生という意味でこの詩を読むと
断続した生ではあるが、
何度も這い上がれる記憶は
時に飯の匂いにつられて、都合よく忘れてしまっている。
生きるためのしたたかさ(好ましく思うしたたかさ)を感じました。

最後の詩文で突如ひっくり返されるのが楽しかったです。

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