みどり/水菜
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- ひだかたけし 
- 白島真 
面白い詩ですね。
地上から見る星はばらばらに見えても
実は重力や引力によりあるべき所にあり、整合性がとれています。
みどりの「意識」と「自分」が整合がとれて平穏になるといいね。


- ただのみきや 
- こひもともひこ 
- 間村長 
 
作者より:
ひだかたけし 様

 作品に目を留めて下さり、ポイントまで、誠に有難う御座います。

性差と点と存在と意識ですね。『みどり』という、この作品は、過去作品なのですが、今、当時よりも更に、説明が難しくて、このことを考え続ける状態を今の私は保てなくて、難しいです、

当時の私の説明の一部を載せますね。

『性差と点と存在と意識について、
不思議に思います
みどりは、とんだり、跳ねたりする思考の中で、子供であったのか、それとも、第二次性徴を終えた大人のそれであったのか
私は、それを思います』

『理由付けというものが必要な場合と、必要ではない場合が有りますが、今回のみどりは、なにやらわからないものとして、
理由付けされ続けていた存在だということを含んだ一文です。
しかし、理由付けそのものは、要らないと思えば必要ではない場合も多く、この場合、理由付けを必要としていたのは、どちらかというと、
みどり本人ではないかとも感じます。
他者の意見を鵜呑みにし、こういったものであるだろうという意見のみで自らを知っていた、もしくは意識し続けていたみどりは、
ふと、「本当にそうであるのか」という自我に目覚めます。この詩は、もやもやとしていて、一見わかりづらいようにも思われますが、
解体していくと、至極単純な仕組みが見えてきます。しかし、どのように読んで頂いても嬉しいです』

『例えば、……子供の頃に、扁桃腺を腫らしてしまって声が出なくなってしまった時、私は、安心したものですが、これはそんな時の状況に似ていますね。
私は今、その時のように安心しています』


なにかを掴みとろうとしていたことはわかるのですが、今でもそれはつかまえられないままです。

今回、こちらに来て下さり、本当に有難うございます。嬉しかったです。失礼致します。

---2017/01/01 16:38追記---

白島 真 様

 作品に目を留めて下さり、ポイントまで、誠に有難う御座います。

>面白い詩ですね。
>地上から見る星はばらばらに見えても
>実は重力や引力によりあるべき所にあり、整合性がとれています。
>みどりの「意識」と「自分」が整合がとれて平穏になるといいね。


素敵なお言葉を誠に有難うございます。この作品は、今の私から見ても、ちいさな宇宙なのです。白島 真様に読み取って頂けて嬉しく思います。地上からみる星は、整合性がとれていますね。確かに仰る通りです。みどりの意識と自分の整合さは、いつ上手く噛み合うのか、自分もそっとそうなって欲しいなと思います。

今回、此方に来て下さり、本当に有難うございます。嬉しかったです。失礼致します。

---2017/01/01 16:39追記---


森 友衛 様

 作品に目を留めて下さり、ポイントまで、誠に有難う御座います。

>作者の実体験を歌ったものかどうかはわかりませんが、
>「光ったり、跳ねたり」する宇宙の星と人間の意識を
>結び付ける壮大な比喩に心打たれます。
>意識が意識を思う合わせ鏡。
>星空に星座を描くように、人は人を理由付けする
>ということなのかもしれません。


素敵なお言葉を誠に有難うございます。

この作品を書いたとき、私の状態は、今よりひどいものであったので、実際に星をみずともこのような詩を書き綴るくらいには、渦のようななかに居たということなのだと思います。素敵なお言葉の数々に、見惚れてしまいます。有難うございます。

星というものを連想したのは、この当時、私の詩作は絵から始まったものであったので、絵というのは、線と色で出来ているというものが私の持論で、そこから詩に移ったとき、点を思い始めたことが星とのつながりを持ったのだろうと今になって推測します。

この当時は、他にも点というものを作品上に出しています。私にとって、点と意識というテーマはひどく心惹かれるものであったんです。点と意識という私の感覚を言葉で説明するにはとても難しく、たとえるなら、それは空間と時間、を含むものなんです。たとえば、他の作品で、時間がズレる作品を書いているのですが、そこでの点と意識は、過去の空間に置き去りにしたもの、残された意識みたいなものの位置づけです。上手く説明出来ませんが、空間や時間を点で捉えようとするとそこに意識が表れるものですから、そこを当時の私は掴まえようと考えていたのだと思います。今は、そのようなことを考え続けられる意識を保てないので、今それをしなさいとご指摘を受ければ私は、後数年待ってくださいと申し上げるしかないように思います。今でも、このような点や意識を扱う私の過去作品は、私の中のちいさな宇宙です、すみません。

今回、こちらに来て下さり、誠に有難うございます。嬉しかったです。失礼致します。
---2017/01/01 16:55追記---

ただのみきや 様

 作品に目を留めて下さり、ポイントまで、誠に有難う御座います。

この『みどり』という過去作品は、(みどり)の意識を追っていますが、意識っていうのは、なんだろうなって私はこの作品を見返して思います。それは感覚的には、情報や、記憶とは意味合いが違って、それはきっと自我をも含んだ、自分の意思を色濃く残した意識となるのでしょう。ただの情報や記憶には、ここに進むという意識の先をみるような指針は無いが、意識には、そこに無意識であってもなにかがあるのだと思います。
この作品で、(みどり)は、自らの自我を見つめ始めようとしますが、きっとそこには、様々な葛藤があるのでしょう、それは周りからの自分という枠組みであったり、様々な常識であったり、自らの縛りであったり。整合性のとれない、てんでばらばらな(みどり)の意識は、宇宙にきらめく星のようにひとつの確固とした自我を保てないでいる、それが不快であるからこそ、(みどり)は求めようとするのではないかと、今、みかえして解釈をするのはそのような事柄ですが、この当時の私は、そこに、性差と点というものも含めているから、私にはちいさな宇宙になってしまうわけです。そこになにか私が見逃しているカタルシスがあるような気がするけれど、掴めなくて断念するかのような。そんな。すみません。

今回、此方に来て下さり、本当に有難うございます。嬉しかったです。失礼致します。

---2017/01/01 17:13追記---


こひもともひこ 様
 
 作品に目を留めて下さり、ポイントまで、誠に有難う御座います。

『みどり』というこの作品を見るときに、(みどり)というネーミングなのですが、今回、ここでこの(みどり)に当てていたイメージは、アメーバです。アメーバは、分裂によって増殖を繰り返しますから、有性生殖は行わないと言われていて……でも本当は確認されていないだけで、性差の区別はあるかもしれないとは言われています(ゾウリムシには、接合型という性の区別があり、性差の区別があるので、アメーバとは一応違います)細胞体は透明で、体内には多数の顆粒が見え、特に内部の層では運動にしたがってそれらが流動します。一生の内で二度と同じ形を取らないらしいアメーバは幾つかの種類に分かれるのだろうけれど、、ここで、私が下敷きにしたイメージそういう流動するアメーバで……、
そこからこの作品に入り込めるような気がしないでもないのですが、自分で書いた詩なのに自分でこんがらがるような状況です、すみません。(ここでは出てこないミドリムシですが、ミドリムシには今注目しています、ミドリムシを用いたバイオ燃料の研究や医療技術の転用、環境改善、豊富な栄養素を持つことから食用としても注目されているんです、余談でした)

今回、こちらに来て下さり、本当に有難うございます。嬉しかったです。失礼致します。

---2017/01/01 17:41追記---


間村長 様
 
 作品に目を留めて下さり、ポイントまで、誠に有難う御座います。

『みどり』という過去作品です。たとえば身体の中に流れる水が身体にとって必要なように、ちいさな世界の中にも、お日様と水は、必要不可欠だから、そういったものを思います。

今回、こちらに来て下さり、本当に有難うございます。嬉しかったです。失礼致します。


 
---2017/01/01 20:20追記---


科学的なものを調べていくうちに、この『みどり』を、アメーバよりも、もっとこの作品のイメージに近いものとして、『ミトコンドリア』を見つけました。
細胞の中にうごめく、数々の【みどり】ミトコンドリア
まさに、この作品の【核】イメージそのものです。
私は、この発見に感動しています。
この【みどり】という作品を書いて、本当に良かった。
本当に、良かったです、
失礼致します。

---2017/01/14 02:01追記---

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