そうかと思う/そうかなとも思う/めー
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 金子茶琳 
- オダカズヒコ 
>僕の脳のかたすみ
>小さな宇宙がひとつ
>窒息したりする


>ねえ
>僕は誰だった
>誰になった
>12月にひげのおじさんが
>僕の家から持ち出したのは何だった
>1月に僕は何を持ち込めば
>幸せになれたのかな

曲をつければ、よさそうな感じがしました。

>僕は誰だった
>誰になった

めーさんはお幾つくらいの方か存じあげませんが、
確かに若いころは「何者かになる」承認願望とい
うのが強く出てくる時期だと思います。
でも年齢を重ねいろいろ経験していくうちに人生
には色んな感じ方があるもんだ、気づくようにな
る。

で、
>12月にひげのおじさんが
>僕の家から持ち出したのは何だった
>1月に僕は何を持ち込めば
>幸せになれたのかな
ここの部分ですが、
素朴に比喩として読めば良いのか、実人生の中で
そういう体験が実際にあったのか、不思議な風合
いを持ったフレーズが連なります。
ここ、結構好きです。面白いパラグラフになって
ると思いました。
- Lucy 
 
作者より:
ポイントコメントありがとうございます。

勤め先に「そうかー、そうだよね」というのが口癖の上司がいて、
しばらく一緒に行動してたらちょっと口癖がうつってしまってたり。
自分がないと感じる瞬間はいくつもあって、
若者はみんなそうなのかとか、そうでもないのかとか、
その上司と同じ年齢になったとき自分はどんな人間になっているんだろう、とか。
禿げ上がったその人の頭を眺めながら考えたり。

何の保証もないどころか前提すらわからない、
自分の部屋を見渡しても奪われたのか奪ったのかもわからない。
そんな状態でも生きていくっていうのが本当に不思議で興味深い。そんなご時勢です。

Home
コメント更新ログ