作者より:
るるりらさん:コメントありがとうございます。
合唱曲のテキストに谷川氏の詩が使われることが多いのですが、
その理由のひとつに、氏は言葉の音、というものに重点をおいて
詩作されていることがあるのではないかと僕は思っています。
例えば谷川氏の詩集の中に「歌の本」という曲のテキストになっ
た試作品を集めた詩集があるのですが、氏はその中で「作曲され
歌われることを前提とした詩を自発的に書き始めた」と言ってい
ますが、その理由は谷川氏がまだ若かった頃ラジオで流れていた
曲の歌詞が不満だったからだったそうです。
合唱曲のテキストとされる物には、有名な古典作品が使われるこ
とが多々あるのですが、その理由は多分古くから語り継がれてき
た文学というものは、内容もだけでなくその古典に紡がれた音も
優れているからだと僕は思うのです。
…とまあそんなことを、るるりらさんのコメントからふと思いま
した。
その作品が優れている優れていないの基準として、言葉の音が全
てでは無いと思いますが、人を感動させたり、深く印象付けたり
また音楽などのテキストに使われたりする詩というのは、るるり
らさんのおっしゃるような詩だと僕も思います。
嬉しいコメントでありました。ありがとうございます。
---2013/02/28 17:39追記---
こひもともひこさん:ポイント&いつもお読み下さりありがとうございます
---2013/03/13 20:36追記---
北村 守通さん:ポイント&お読み下さりありがとうございます