夫婦極道/salco
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 高梁サトル 
布団の中で読んでいた途中で消えてしまったので、もう読めないのかあれは夢かな、と思っていたので再アップ嬉しいです。
いい人情噺ですね、いつも思うのですが哀歓の表現が巧いです。
- 捨て彦 
面白かったです
- 吉岡ペペロ 
- くろきた 
 
作者より:
孤蓬様 : すみません、色々といじくって見たのですが、ちょいと格調をつけようと思ってひねり出した冒頭の歌がどうも決まりません。「波にこそなれ、波とぞ思はる、波にぞならむ、波となるかし、波ならざるや…」
「八尋の海溝で見つけた縁(に比べれば)、君の慙愧は踝を洗う波ではないですか?」というニュアンスを出したかったのですが、いじくるほど語感がギクシャクしてしまいました。甚だ怠慢な事ですが、自力では何が何だかもうわからなくなっておりますので、検分のほど宜しくお願い致します。

孤蓬様、お忙しいところ懇切丁寧に御教示下さりありがとうございました。
「極道」についてはやくざな方々の自己都合的あて字とは存じておりましたが、「きはめみち」とは、刺し違えるまでに至る不仲夫婦を賞讃する意を込めた私の勝手な当て字でありまして、見識不足恥じ入るばかりです。
歌に関しては本文の主人公が作った戯れ歌という設定で駄洒落なのですが、「邂逅」「慙愧」など全くそぐわない言葉なのですね。
>>深海の八尋の底のゑにしかな 君が悔いなど磯のさざ波<< 

の方が言葉として格段に美しい。「格調」などとほざいた自分が恥ずかしいばかりです。この2日ばかりじっくり考えた結果、この部分は後付けでもあり、無くても障らないので削除する事に致しました。
本文中の歴史的仮名遣については今回、主人公の噺家の学識足らずな感じを出す為に付けました。落語家の方は学歴関係なく学者肌の方が多いのでしょうが、出目金さんは末っ子で勉強嫌いの怠け者、学校もろくすっぽ行かず遊び回って職を転々とし、ひょんな事からこの世界に入った、という設定です。私自身も似たようなものですが、今回ここは直さずに置こうと思っております。
この度も御厄介をお掛けし、知らなかった事を沢山お教え下さり本当にありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。
高梁サトル様 : お言葉も下さりありがとうございました。せっかく読んで下さったのにすみませんでした。上述しました通り、冒頭に付けた歌がどうもシャッキリせず迷ってしまったのでした。
捨て彦様 : お言葉も下さりありがとうございました。マクラもない落語もどきですが、面白かったとおっしゃって頂けて光栄です。
たま様 : お言葉も下さりありがとうございました。お母様は昭和6年にお生まれですか。めっさ晩婚だった私の母より若い! 私の父も7人きょうだいでしたが、2人は早世しております。
吉岡ペペロ様 : お目に留めていただきありがとうございました。
野の花ほかけ様 : お言葉も下さりありがとうございました。死ぬまで続くのでしょうね。孕んだ思慕が慙愧とシャム双子の場合はちとつわりがしんどうござんす。 
佐伯アキラ様 : お目に留めていただきありがとうございました。
くろきた様 : お目に留めていただきありがとうございました。

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