並四日記 その1 マグネチックスピーカー/あおば
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 生田 稔 
懐かしい思いで読みました。10歳の時の玉音放送と翌日の終戦と大きく見出しの出ていた新聞をまざまざと思い出しました。
- たりぽん(大理 奔) 
- 北村 守通 
- ふるる 
最近読んだ、太宰治の「家庭の幸福」という短編にラジオが出てきました。一番安いのでも千いくら(今で一万くらい?)当時も今も、貴重品ですね。
 
作者より:
- 批評人 さま、ありがとうございます。
>懐かしい思いで読みました。10歳の時の玉音放送と翌日の終戦と大きく見出しの出ていた新聞をまざまざと思い出しました。


生で聞かれた方からのコメントはたいへん貴重です。その記憶を作品化していただけると有り難いのですが。

私は子供の頃に、マグネチックスピーカーの残骸から馬蹄形磁石を取りだして、砂場で遊んだ記憶はあるのですが、実際に鳴っていたのを聴いた記憶がないので、ことさらに興味を惹かれます。
玉音放送は内容がよく聞き取れなかったといういうことを聞くので、実際の音を聞いてみたかったのが初めの動機です。

- たりぽん(大理 奔)さま、ありがとうございます。 
- 北村 守通さま、ありがとうございます。

- ふるるさま、ありがとうございます。 
>最近読んだ、太宰治の「家庭の幸福」という短編にラジオが出てきました。一番安いの>でも千いくら(今で一万くらい?)当時も今も、貴重品ですね。

太宰治のそのお話し読んでみたくなりました。
「家庭の幸福」は1948年8月に発表されたそうですが、それ以前の生活体験からだろうと思いますが、当時はインフレが酷く、1947年と48年では物価が2倍くらい違うようで、現在との換算が不正確になるのですが、
ラジオは統制価格で、一番安い並四ラジオでも1500円位したようです。米60キログラムの価格が1000円程度ですから、米価換算とすると、並四ラジオは一万8千円くらいでしょうか。しかし、それではなにか安すぎるような気がしますので、国鉄の初乗り運賃で換算すると、12万円位となり、そちらの方が感覚的に合うような気がいたします。
現在、ラジオは3000円くらいで実用に耐える性能のものが購入できますので、現在が一番安いだろうと思っております。





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