冬木立/亜樹
 
ポイントはありません。
 
作者より:
読んでいただいて、ありがとうございました。


狐蓬様
 コメントありがとうございます。
 二句目ですが、文末が『待ちける』になっているのは、私が文語体が好きだからです。端的に言えば。『待ち続け』や『待っている』でもよいのでしょうが、個人的にこれらよりも『待ちける』のほうが響き的に好みだったのでこの形にしました。連体形になっているのは言い切るのが嫌だったからです。文法的に問題があるのはわかっていますが、係助詞が省略される場合も多々ありますので、連体形にしています。
 『まちぼうけ』に関しては、私個人の感覚として、この言葉が北原白秋の『まちぼうけ』から『守株』のイメージと結びついており、さほど文語と一緒に使っても違和感がないのです。文語だ、といってしまうつまりはもちろんないのですが、あまり口語らしくない、という感覚が私の中にあるようです。指摘されるまで気がつきませんでした。
 全て私の感覚による話になってしまうのですが、以上が理由になります。

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