冬のお空の蝉/朝焼彩茜色
Lucyさんのコメント
「きっと期待のない味と思う
さびしい心」、「気晴らしに」さりげなく配置された言葉に作者の心情がにじみ出て、
説明的な表現を削ぎ落とすことにより、うつせみを発見したときの驚きが
深い余韻となって伝わってくると思いました。
ただ「うつせみ」が「寒さに耐えて生きている」とはどういう心情なのか、
「生きている」と強調するのは「おちびをつれて」いたからなのか…考え込んでしまいました。
追記 レスをありがとうございます。やはりそういうことでしたか・・。
しっかりしがみついているセミの抜け殻が、おさないこどもの目には「生きている」とうつったとも読めますね。
どこかむなしく沈んでいた作者を勇気づける発見だったのですね。

「寒いのにがんばっているね}などの会話が聞こえてくるような気がしました。
(コメントの一部が文字化けしていたので、修正させていただきました。失礼しました)

---2019/01/22 18:36追記---