ミューズへの恋文/ただのみきや
Lucyさんのコメント
甘やかな熱を帯びたかのような言葉によって目くるめくように織りなされるイメージの、その虚無感の豊饒さに圧倒されます。

>ビル群が墓石に見える一瞬の静寂に>かき消される酒場の夢のように
>石の心をも穿つ 秘めやかな落涙のように
これらの秀逸な比喩が特に心に響きました。そして最終連、とりわけ最終行に強く打たれました。
---2017/06/10 20:10追記---