勝手な感想ですが、読みながらまるでわがことのように思い当たる節があり、感情移入してしまいました。
特に好きなのは
＞言葉は目隠しをしたまま追いかけた
＞躓く石のない童話の街を
＞＞――唐突の不協和音
＞天然に曲がったナイフが
＞左目の裏側から滑り込んで抉るように
＞乖離させた
＞からだとこころ
の部分です。全体の流れも美しく、幾度も視界を反転させられるような効果も抜群で、、
細部の繊細さにもいつもながら魅せられました。
素晴らしい詩をありがとうございます。
---2017/01/14 20:29追記---