夏の日の思いで/乾 加津也
たまさんのコメント
幼い頃、だれかと途方に暮れた記憶は不思議と鮮明です。
その途方に暮れた意識はたぶん、ひととしての芽生えでしょうか。
乾さんの場合、そこにお母さんがいるのですから、正に始原と言えるでしょうね。
始原の底の薄さ・・、突き破れない膜があって、その膜は、乾さんにさらなる言葉を求めるでしょう。
良いお作です♪