しゃにむに/七
アラガイsさんのコメント
---2020/05/17 03:05追記---

遮二無二、なんて言葉を紐解いてみれば(しゃりむり)がなまってできたという説もあり、しゃり(シャリ)などとは今でも寿司米を意味してもいますが。古代インドにおけるサンスクリット語から語源を辿ってみますれば、火葬されたあとの骨などともいう説はあるようです。よくよく紐解いてみますれば、おもしろいことに不思議な言葉の意味を辿ればそのほとんどは仏教用語から来ているようで、漢字表記ともなれば中国を経由していることになるのですが、青い春と書いて青春と読みます。まあ、振り返ればしゃにむに突き進むことができたのも青春群像劇の一コマだとすれば、せめて、その薄れていく青い空を見つめ続ける瞳だけは失いたくはないものです。そんなふうにも感じさせてくれる佳い詩ですね。

---2020/05/17 03:33追記---