帰路の混線/深水遊脚
アラガイsさんのコメント

「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの〜 」 室生犀星 。 人が帰省をはじめる時期にはいつもこの詩が浮かびます。離れるから帰りたくもなる。離れるからこそやさしくもなれる。郷愁。ずっと近くで見ているとそのような気持ちにもなれない。離れたい人。離れたくはない人。どちらにしても、運命に従うより他はないようです。よき年をお迎えください。