非実在青少年なんたら/真島正人
真島正人さんのコメント
吉岡ペペロ様、音樂めぐみ様、鵜飼千代子様、山崎尊様、奥主 榮様、AtoZ様、ハイドパーク様、かのっぴ様、……とある蛙様、小野 一縷様、十月知人様、北村 守通 様。
評価してくださってありがとうございます。たくさんのコメントをありがとうございます。僕の本文は、急いで書いたので、口汚い言葉が多かったかと思います。もし、本文を読んで、不快感を感じられた方がいらっしゃったらすいませんでした。

簡単にですが、返信させていただきます。

>山崎尊 様

なんだか最近、『悪い風邪がぶり返した』ような風潮が見え隠れしますね。

>AtoZ 様

ニュースがショーになってしまっているのは、僕も感じます。TVは僕はまったく見ないので、TVニュースがどうなっているのかはわかりませんが、新聞のニュースも、「本気で書いてないんじゃないの?」と疑いたくなるような語り口のものがありますね。まぁそれは、結局のところ「国民なんてこんなもんのレベルほうが喜ぶだろう」という考えなのでしょう。推測ですけど。紙媒体の場合は、売り上げがどんどん落ちているので、面白おかしい記事を書いでも売らないとどうしようもないのかな、と思います。困ったものです。

>ハイドパーク 様

石原さんも心が狭いですよね。

>かのっぴ 様

ありがとうございます。共感いただけると幸いです。

>……とある蛙 様

ありがとうございます。こちらの業界は、あまり御存知ないままでいいと思います。(笑)昔はひっそりとしていたから良かったんですけど、萌えブーム以降、一部(特に、製作者サイドではなく、ブームに乗じてあれこれ介入してくる人々)が増長しすぎなんですよ。(笑)

>十月知人 様

変なところで空気を読みすぎたり、変なところで空気を読まなさ過ぎたりって感じがしますよね、最近は。まぁ、これが高度なバランス感覚なのかもしれませんが。
首長と議会ですが、難しい問題ですよね。結局のところバランスだと思うんです。議会が首長と敵対しすぎたら、何も進みませんし、なんでも全員で賛成なら、それはもっと問題です。結局は人徳の問題でもあって、首長が、本当に徳のある人間で、悪いことをしないならば、いいわけです。でも、他人の心の中のことは、わかりませんものね。難しい問題です。ただ、地方が全体的に、『なぁなぁになりやすい』傾向を持っているかどうか、僕はちょっと判断しかねます。

---2010/03/18 03:23追記---

---2010/03/18 03:25追記---

---2010/03/19 01:09追記---

たま 様、緑川 ぴの 様。評価してくださってありがとうございます。 


---2010/03/20 14:51追記---

>奥主 榮 様

僕も、本来政治には、口出ししないで済むならそれが一番いいなぁと思っているぐらいなのですが、奥主様がおっしゃるように、なんだか微妙な、なんと言ってよいかわからない疑問があるんですよね。多くの方がなんとなく感じているんだろうなと思います。政治を見ていると、話の軸の移動の仕方とか意図の異化のされ方とかが、まるで高度な文芸小説の技法のような(笑)、変な感じがします。
題材ではなく、視点をお褒めいただいたこと、非常にうれしいです。
学生時代、フランス現代思想を勉強していたので、そのおかげで培われた視点だと思います。
ありがとうございます。

高井みいる 様、 角田寿星 様、評価してくださってありがとうございます。

>高井みいる 様

コメントありがとうございます。犯罪については、ご指摘の通りですね。きっちり数値的データを挙げず、恣意的な読みを書いてしまいました。申し訳ありません。ご指摘ありがとうございます。「まさかこんな職業の人が」という衝撃度とメディアの過剰な取り上げ方が、数値的データを曇らせてしまうのですね。僕の知り合いの議員で、「今の若者は犯罪者が多い」と若者糾弾をやって当選した人がいます。そのことを聞いた時僕は、「馬鹿やろう、検挙率は年々減ってるじゃねーか。卑怯な嘘を使うんじゃねー」と思いました。でも、僕がそれと同じことを今回はしてしまいました。

>角田寿星 様

最近の自称保守は、昔の左と変わらないと僕は思うんですよ。最近、保守を名乗る人間の、言葉の汚さがすごく目に付くんです。「あ、これはもう、保守の言葉じゃないじゃないか。一周廻って、ある意味、左の言葉遣いだぞ」って。民主主義という安全装置の上に寝そべっているくせに口先でだけ強いことを言うから、矛盾だらけなんですよ、きっと。僕は保守嫌いではありません。だからこそ、最近の自称保守の言葉使いには違和感を感じざるを得ないですね。
---2010/03/20 15:01追記---


---2010/03/23 01:41追記---

果音 様、桐島黒枝 様、プル式 様、竜門勇気 様、虹村 凌 様。 
評価してくださってありがとうございます。

> Xiao 様

ご意見をありがとうございます。

実写のAVについてですが、実写のほうは僕はまったくチェックしていないので、正直、どういう状況なのか、あまりわかりません。
ただ、AV業界がゲーム界の表現を追おうとしている動きがあるとしても、ゲーム業界のほうとは、あまり関係ないと思いますよ。
あくまで違う制作会社なわけですから。
その問題は、AV製作会社の倫理観の問題だと思います。
その件に関しては、元ネタを規制するのではなく、AV製作会社のほうが、生身の人間を扱っているのだという意識を向上させることが重要だと思います。

国際問題というのも、そもそもアダルトゲームは、日本国内でのみ流通することを前提としていますので(海外に持ち出しちゃダメって警告文も入ってます)、それはむしろ、勝手に流通させる人の問題だと思います(それとも、国際問題は、AVのことですか?そちらは、詳しくないので、ちょっとわかりません。すいません……)。
例えば、銃の所有が違法な国に、銃を持ち込んだ人がいるとして、その場合問題なのは、銃を持ち込んだ人であって、銃を製造した会社ではありませんよね。
それと少し、似ている問題のように感じられます。

僕個人の意見は、制作会社に対して、表現の規制をあまり求めすぎるのはダメだという意見です。
作品そのものが在ることに問題があるのではなく、フィルター機能に問題があるのだと思っています。
子供には絶対に見せないようにするとか、危険な行為をAVに流用させないようにするとか、国外に画像を流さないようにするとか、そういう、流通上のチェック機能を強化させればいいのだと思うのです。

他の方のコメントの返信にも書きましたが、僕は、この流通というか、業界の露出度については、反省的な立場です。
ここ数年間の萌え業界は、前に出すぎだと思っています。
正直、そのうち叩かれるんじゃないのかなぁと危惧していました。
ですから、内容を変えるのではなく、あり方を、もうちょっと、こそこそすると良いと思うのです。

また、ユーザーの方々の倫理観の向上も大切だと思います。
下の世代が、真に受けてしまうのならば、まず、真に受けないだけの人格を育てるべく努力をすればいいと思います。
私は私の下の世代の人格を正確に判断するだけの情報を持っていませんが、仮にゲームを真にうけてしまう様な世代が、我々の世代の次に続いているのでしたら、それこそ、ゲーム以外のさまざまなものも真に受けるということです。
もしそうだとすれば、ゲーム表現を規制をしていくよりも、そんなものを真にウケないように育てることのほうが重要だと思います。



と、このような返答で大丈夫でしょうか?
あまり上手く返答できていなかったら、申し訳ないです。


---2010/03/23 03:16追記---

牛 様、アヲガネ 様。評価してくださってありがとうございます。

---2010/03/24 03:55追記---

---2010/03/26 02:34追記---

>高梁サトル 様

ご意見ありがとうございます。
上手く整理して話すことが出来るか自信ないですが、返答させていただきます。

まず、イラストサイトについてですが、これについては、僕も、あまりいい印象を持っていません。
僕は、登録式のイラストサイトというのは、面倒でほとんどチェックしないのですが、おそらく、仰るとおり、成人していない人でも、見ようと思えば閲覧できてしまうと思います。
これは問題だなぁ、と僕も以前から思っています。
特に、イラストサイトというのは、個人が勝手に投稿するものですから、企業が発表するものと比べ、過激になる傾向はあると思います。
ですから、閲覧者の年齢確認を、もっと厳しくするべきだと思います。
ところが、インターネットの特性上、イラストサイトの閲覧問題に限らず、年齢確認というのは、難しいところがあります。
この辺は、WEB関係のプロの方に訊かなければ、僕ではちょっとわからないのですが、上手い方法がないものかな、と思います。
ただ、一方で、二次創作・同人は、今となっては、「副産物」ではなくなってきているという側面も、無視できないものだと思います。
といいますのも、二次創作・同人畑からプロになる人が非常に多く、ある面では、今のアニメ・ゲーム業界の作家育成場として、大変有意義な場所でもあるからです。
実際、僕が仕事をしていた美少女ゲーム業界でも、いくつかの大きなブランドは、二次創作サークルが発展したものです。
原画家の方々も、二次創作の分野で積んだ修練抜きには、高いレベルを維持できないのではないのか、と思うこともあります。
そういう意味で、僕個人としては、二次創作というものも、そんなに無意味なものではないと思っています。
子供に見せないためのフィルタリング機能さえ、きちんと用意できさえすれば、あまり厳しく制限することはないのではないか、と思います。
あまり同人畑を厳しく制限すれば、ひいてはゲーム業界・アニメ業界のレベルが著しく低下するのではないか、と危惧を抱いています。
あと、企業や表現者が利益や権益を守る一方で……という部分ですが、これはほとんど余談ですが、利益に関しては、美少女ゲーム業界というのは、あまり無い業界です(笑)
たくさんの会社が、数作ゲームを出しては倒産なんてのがザラにある業界ですし、例えば僕自身を例に出すと、かなり大手の会社にいましたが、月15万円程度の給料でした(それでも、高いほうだと聞きました)。ちなみに、チーフディレクターレベルになってもせいぜい17万ぐらいだと聞いたことがあります。ですので、別に利益を得るために倫理が崩壊しているわけではないと思います。それこそ、イラストサイトに投稿している人なんて、無償ですし。
それと、いったいどういうものを発表すれば、若者たちが健全に育つ社会発展に寄与できるのか、というのも、規定が難しいと思います。
別に毎日、バッハを聞いていさえすれば、高貴な人格が形成されるということも無いと思うし、別にエロサイトを見たからといって、人格が脱落するとも限らないと思います。
僕みたいにバッハを聴きながらエッチなシナリオを書いていた人だっているわけですし。
それに、例えば、変な例ですけど、トーマス・マンの「魔の山」に適当な部分で濃厚な性描写を加えて発表すれば、それは、若者たちに示唆を与える作品でしょうか、それとも若者たちに脱落を教える作品になるのでしょうか。
あるいは、アダルトゲーム業界に剣乃ゆきひろというシナリオライターがいましたが、この人の書いていたシナリオは、そうとうにレベルの高いものでした。
僕個人としては、つまらないテレビドラマよりは、ずっと示唆的で濃厚な作品を書いた人だと思います。
それこそ、ゴダールをはじめとするヌーヴェルヴァーグの連中だって、B級映画を擁護して、教養主義を攻撃するところから始まり、その結果あれだけ素晴らしい作品を作り上げたわけです。
ですから、人間、何が「ため」になるかなんて、簡単に判断できません。
若者が、人生において重要な示唆を得る部分というのは、例えば、物語の構造であったり、ある細部であったり、さまざまです。
エロであるから、青少年の教育に悪い、というのは、ちょっと大雑把過ぎると思います。
もちろん、高梁様が、そういうつもりで仰っているのではないとは思いますが、今回の条例で、特に危険なのは、「エロいからダメ」と単純な部分で議論が進むことだと思います。
いったい、エロ表現が、どのように心的影響を及ぼすのか、例えば、犯罪検挙率と原因などで回帰分析するなりの、統計的立証が無い限り、やはり大雑把過ぎる議論になると思います。
また、物書きと政治家で、考えの尺度が変わる問題についてですが、それは僕も、自然なことだと思います。
しかし、自然なことだからこそ、その部分に注意を促すことも、必要なのではないのか?と思います。

と、業界を擁護することばかりついつい書いてしまいましたが、業界の中に、ろくに物事を考えていない人がいることもまた、否定できないと思います。
ですから、僕たち(僕はもう、今はゲーム業界にはいませんが)も、しっかりと倫理観を意識する必要があると思います。
心配なのは、今回のような騒動を経て、「どうせ規制されるんだから」と自暴自棄になる人が増えないか、ということです。
個人的にやっている同人作家が、そういう心理に陥りやすいような気がします。
そういう心理に陥って、「これで最後だろうから」と、さらにえげつないものを描く様になっていったら、それこそ自爆です。
上手く、冷静に調和していければな、と思います。

と、僕なりにいろいろ考えて、返答させていただきましたが、至らない回答になっているかもしれません。
支離滅裂になっていたり、ミスリードしてしまっていたら、申し訳ないです。
今回は、真摯なコメントを、ありがとうございました。
---2010/03/26 03:21追記---