【批評祭参加作品】日々のひび割れ −石川敬大『ある晩秋の週末のすごし方が女のおねだりで決まる』評−/大村 浩一
相田 九龍さんのコメント
「まず日常から書け」という言葉について。現代詩の入り口に立った人に「まず」の段階で「凝れ」というのもなかなか難しい話だと個人的に思います。大村さんが言いたいこととは別の話になってしまうので、この話はここまでで。
石川敬大さんは現代詩フォーラムの中で書き手としても読み手としても、今なくして語れない詩人さんだと思うので、大村さんの細やかな視点から氏の作品を読めて大変嬉しく思います。
---2010/01/11 22:47追記---
何度かこの詩を読んで「買いに行く」というのは話者の聞き間違いなのでは、と思い始めました。頼りない、少しとぼけた話者なのではないかな、と。