農家切り捨て論のウソ、の嘘/はらだまさる
深水遊脚さんのコメント
 論旨に賛同します。そして様々なことを考えるきっかけになりましたので、ポイントを入れます。

 ただ、この教授の授業を受けたことのある身としては、金の亡者とか、病んでいるとか、自民党の手先、等々、必要以上の批判をこの教授に向けないで欲しいな、と思います。大学の名前も正確に覚えてあげてください>某氏。無理にとは言いませんが。

 おそらく問題への視点が異なり、噛み合っていない部分は多々あります。そして自分の専門分野、興味のある分野における正しさをそのままぶつけ、他に関心を持たないままでは議論は噛み合わないままです。

 うろ覚えですが、棚からぼたもち的な収入(補償金や不動産の売却収入など)が農業の質を低下させてしまうことに対する批判がこの教授の大筋の主張だったと思います。授業もそんな感じで展開していました。棚からぼたもち的な収入は、いい作物を作ろうと懸命に努力する農家にとっても悪影響をもたらすのではないでしょうか。補償金等でいい思いをしている人たちがそんな真面目な農家に冷たかったり、露骨に潰しにかかったり。完全に私の憶測ですが、そういう話もないとも限らないと思います。それに対してはこの教授の視点も有効なのではないかと思います。