流りゆる / 照らしょうり/AB(なかほど)
AB(なかほど)さんのコメント
すみません。前のと繋げました。

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流れている水があるから
瓦礫の跡でも
竜胆の花が咲くのだ
行く先は
瑠璃あざみが諭すように
水草が揺れるように
自由気儘に
北極星を目指し

咲いている花の露も
久茂地の甘い水も
欄干の下の流れも
断崖から落ちる滝も
それぞれの
生まれ越し来た世だ
さっきに帰ろう彼処に帰ろう
天からの弥勒世果報の国へ



とてもよく働くから
豊穣祝いのおこわ飯が戴けるのだ
膝肘が怠くなるほど働いたから
楽になるのだ
そうでなければ
明日の明後日の
お日様が無いのと同じ
ようなものじゃないか

掬ってみなよ
後ろに隠れている真心を
照らしてくださいよ
お前達の母父から授かって
孫に託す世を
どうするどうする
自分の命の成しようを



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んん、大和口うまくいかないな

---2019/05/23 20:14追記---