途上にて/ひだかたけし
おぼろんさんのコメント
上手いかどうか以前に、まず冒頭の四行の開き、終盤の四行の開きに驚きました。

誤解を招いてしまったようで申し訳ないです。わたしが「四行の開き」と書いたのは、第一連と第二連の間の空行四行、第七連と最終連の間の空行四行のことでした。……すみません、今日はあまり眠れていなくて、感想よりも驚きが先に出てきてしまいました。
流れとしては、この詩も「ループ、一見」や「ヒビキ」からの流れの上にあるものと思うのです。そこに飛躍のようなものは、まだありません(いや、どうなんだろう……)。

>や、後半敷衍反復部 オマエ詩想じゃ無いじゃんコレ単なる抽象思考思弁じゃん、とか言われっかなぁ…と

この言葉に反して、この詩はいつものひだかさんの作品に比べて抒情的・叙景的な色彩が濃いと思います。
それとまた、最近だったはずなのですが、ひだかさんが詩のなかで「空行」を使ったことにたいして、コメントさせていただいたと思うのですが、その時いただいたひだかさんのコメントで、たしか空行を意識して使ったか、あるいは必然として現れてきたというコメントを書かれていたと思うのですが(わたしが言ったのかもしれません)、そのこともふと思い出し。

読者はこの四行の空行に、作者の「詩の破壊」を見るのではないかな? と少し思ったのです。頭が冴えず、これ以上書くと蛇足になりそうですので、詩の感想ということではなく、とりあえずのお答えまで。
---2024/04/09 23:26追記---

遅い時間にお答えをありがとうございます。
返コメントがある前に書かせていただいてもよろしかったでしょうか。このような詩における空行というものについて、わたし自身は「ナノ秒」における意識の「突発的な変化」といったことを感じるのです。
散文中心のわたしであれば、「……」や「──」、「。。。」といった表現を用います。
ただ、詩人にとって全体のバランスを崩しかねない空行の表現というのは、それなりに使うのに勇気が必要なものだとも思うのですね。
そのことに、まず驚いたということをお伝えしたく。
---2024/04/10 01:59追記---

全然眠れてないんですよね……今日も「必死」な感じになると思います。
お答えいただいたこと、まさにわたしが「ナノ秒における突発的な変化」と書いたことと同じだと思うのです。「ん? 違うよ?」ということであれば、コメントやメールなどでお知らせください。……これから寝ます(苦笑)。
---2024/04/10 07:47追記---

「トポス」……何度も目にした言葉なのですが、わたしのなかでは具体的に認識できておりません。機会があれば、その言葉についてもひだかさんの「認識/思うところ」をお知らせいただければ、と思う次第です。
---2024/04/10 07:52追記---

「時間変容の飛躍体験」……やはり、わたしが認識したことと同じだと思うものですが、違っていましたら、申し訳なく思います。詩の言葉はやはり難しいです。──高校を卒業するまで、わたし「国語」と「英語」の点数は赤点ぎりぎりだったんですよねえ……いや、ここでそれを言うか。──失礼しました。
---2024/04/10 08:05追記---

「時間変容の飛躍体験」──やはり、そうですよね。わたしの思っていることが伝わらなかったなら、わたしの言葉としての表現が間違っていると、お考えください。この「空行」は重要であるように思うのです。
---2024/04/10 08:08追記---