よるのとり/そらの珊瑚
F.philogistさんのコメント
色々と解釈できますね。
珊瑚さんの詩は面白いです。

ぴぃという音は、赤子が生まれた泣き声。

「この部屋」は宇宙。

逃がしてしまった青いとりにその泣き声が似てるのは、
失った若き人がその子に似ている。

そして生まれた赤子が大きくなって春に竹笛を吹く、
病むことなく。

最後の三行から
これから悲しみの方へ向かうどんな人も、
生まれてくる子達の「生」の悲しみの
止まり木になれる。無駄ではないと汲み取れました。

得るものがたくさんあります。
素敵な詩です。