掌の約束
というその言葉の
イメージがすごく印象的です。
昨日の朝9:00発の上り列車の停車時間に
意識のはっきりしない男性が
扉の開いているドアから
下り側のホームへ歩いていきました。
突然、視界からその男性の姿が消えました。
ホームから落下したのです。
下りの列車が到着する寸前
命が危ない状態と気付いて
とっさに緊急用の警報ボタンを押し
落下場所のホームへ行き
もうひとりの乗客と落下した男性を
引っ張りあげました。
命がひとり分救われました。
まだ、右腕に
引っ張りあげられたときに握っていた
掌のぬくもり
が残っています。