光帯の未知/ひだかたけしひだかたけしさんのコメント
「…自由は自己意識を彼岸に広げ、これによって所与はもはや知覚ではなく、むしろ媒介されたものである。」フィヒテ『知識学入門講義』(『フィヒテ全集・第二十巻』晢書房)。
「自由は素朴な意識においては自明なものとして存在しているのに、認識にとっては謎と化す。その理由は、人間にあっては、自己の真の存在、すなわち真の自己意識はあらかじめ与えられているのではなく、意識が自己を理解した時に初めて獲得されるものだからである。人間における最高の価値、すなわち自由は、それに相応しい準備を終えた後に始めて理解されるのである。…自由は意志において修練され、感情において体験され、思考において認識される。ただし、以上のことが達成されるためには、思考から生命が失われてはならない。」ルドルフ・シュタイナー『シュタイナー自伝1』(人智学出版)。