満月と子泣き爺/洗貝新
室町 礼さんのコメント
昭和の新国劇のような古臭い感性の詩ですが、
どこを探してもいまどきの世界情勢や人間の孤立や孤独に
触れえるところ皆無です。ずさんな世界観、狭い人間観、
身勝手な自己意識ばかりが目立つ程度の低い詩ですが、
しかし、評価すべき点もあります。それは「カッコ悪さ」
を隠さない厚かましさです。奥歯の痛みを訴え、テレビを
見て泣き、マルクスに呼びかける。この支離滅裂な独白は、
ある種の「老境のリアリティ」としては成立しています。
文芸作品としての洗練さを求めるなら、、むしろもっと
「毒」や「身勝手さ」を強調し、独善的な狂気にまで突
き抜けるべきでしょう。
しかしそれをするほどの秀抜な世界観や人間意識がない
ので、せいぜいがこの程度の便所の落書きに終わるのが
この投稿者のいつもの限界でしょう。
このような詩にイイネをつける人もみてみると似たよう
な古い感性と世界観をにこごりのように固めてぷりんぷ
りんしている御仁たちではないかと想像するのですが。笑
まあ、いつもの、いつもですから、いってもムダかもです。