天国は展開の極意 三章~音のない花火が胸を静かに鳴動させる~/菊西 夕座
洗貝新さんのコメント

モチーフは菊西版七つの大罪。「~音のない花火が胸を静かに鳴動させる」とはまさに夜ひらく夢の花。これは「キクニシの夢は夜ひらく」深く熱くあまりなく遠い花火でアイロン掛けてます。なのですね。
もちろん夢は夜ひらく、といえば「圭子の夢は夜ひらく」は幾度となく歌唱されましたでしょう。あの歌の原型は練馬の少年鑑別所で歌われていた俗曲を作曲家の曽根幸明が「ひとりぼっちの唄」と編詩作曲して出したのが元のようです。そして多くの歌手がやはり改訂版で歌っていますね。
そういえば、とチラ思いに思い出して調べてみたらフォークの三上寛なんてのも歌ってた、らしい。(どこかで聴き覚えがありますねえ)
三上寛版は反社会的~わいせつとして放送禁止唄になってます。
いま聴いてみればなんてこともない。あの頃は歌詞にも厳しかった時代なのか、タモリの放送禁止歌も世間を騒がせていましたが、面白く聴けたのに残念な気もしました。といってもまだ思春期頃だったのでよく覚えてませ~ん。
ということで、この詩は現在フォーラムはじまって以来の「放送禁止詩」としてネオンティッシュを差し上げませう。
因みに「圭子の夢は夜ひらく」歌詞一番を貼っておきます。

「圭子の夢は夜ひらく」 藤圭子

赤く咲くのは けしの花
白く咲くのは 百合の花
どう咲きゃいいのさ このわたし
夢は夜ひらく

  ありがとうございました。